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西表島、何か聞きたいことがありますか?
住宅事情
交通機関
台風事情
学校事情
台風は毎年、上陸1~2個、接近3~4個くらいです、ここ数年大型台風の上陸は少なくなっています、やはり8~9月が多いいので遊びに来るときは日程に余裕をもって計画してください、過去上陸した最大級は、十数年前 瞬間最大風速75m/s。電柱が50本位倒れ一週間近く停電しました、冷蔵庫、冷凍庫内の物は全て腐敗しました。
復旧作業に関わる人たちの食料確保の為スーパーに入荷したパンは全て買い占められました。
後日石垣島のホームセンターに連絡し発電機を購入することにしました、普段は棚に数十台並んでいるのですが台風後だったので残り2台、何とか購入することが出来ました。
現在でも台風が接近すると度々停電が発生します、毎年公民館から町に
電線の埋設を要望事項として提出しているのですが一向に進展がありません、
尚電柱が多く倒れた高那周辺500m位のみ埋設してあります。
私は大型台風が接近するときは向かいの”さわやか荘”に自主避難します、
以前そのタイミングを逃しプレハブで台風通過を過ごしたことがありますが、
本当に生命の危機を感じます。
西表島 365日
1月2月
島が一番寒い時期です、通常は最低気温14度くらいですが、北風の日が多く体感温度はもっと低く感じます、数年前8度まで下がったことがあります、この時は奄美大島で雪が降ったそうです、毎年この時期になるとコタツを買おうか、買うまいか悩みますが今のところ買ってません、3年前にホットカーペットを購入しました、これとエアコンの暖房でしのげます、服装は、長袖Tシャツの下はレギンスに半パン靴下履いてビーサン、寒かったらウインドブレーカーを羽織ればOK.安上がりです、革ジャン、ダウンコート全く必要ありません。しかし快晴の日には25度くらいになることもあるので体調管理は大切ですね。
画像は西表島最大級のイベント「ヤマネコマラソン」の応援団の”エイサー”
の演舞です、この時、我々住吉公民館員は浦内川エードステイションで給水
活動を行います、ここ2年開催中止となっていますが、再開のあかつきには
私の造る特製ソーメンをぜひ食べにきてくださいね。
3月、4月
寒かった冬も終わりを告げ暖かい日が続くようになり、海では泳げる日もあります、毎年春分の日前後に、日本一早い海開きが開催されます、八重山各島持ち回りで、子供たちが泳がされます、晴れの日は大喜びですが、曇りの日はちょっと寒い。
この時期、西表島ではホタルを見る事ができます、ヤエヤマヒメボタルという種類で、大変小さいホタルです。
小さいが故に、光の点滅が早く大量に発生しますので、まるでクリスマスイルミネーションの様で大変見ごたえがあります、4月下旬で終わりますが5月初旬まで見れることもあります。
4月上旬には南の島から渡り鳥の”アカショウビン”がやってきます、
大変奇麗な鳴き声でモーニングコールしてくれます、しかしその鳴き声とは
裏腹になんとシロアリの巣に自分の巣を作り子育てを行います、又トカゲを
捕まえた時はくちばしに咥え石や木に叩きつけ弱らせて食べます、見かけや鳴き
声とは全く違います。
5月、6月
ゴールデンウイークです。海も、山も、そして川もツアーで賑わいます、がここ2年コロナでさっぱりです。
八重山地方ではそろそろ梅雨入りとなります、といっても雨が降り続くわけではなく毎年梅雨入り当日、雨がどっさり降りますが、あくる日から晴天、降る日少なく、晴れの日多しという感じで梅雨明け前
どっか~んと大雨で梅雨明け、6月第4週目くらいです。
服装はTシャツ、半パンで十分ですが、紫外線が大変強くなっていますので、帽子は
必需品、後素肌が出る所は日焼け止めをしっかり塗るか、レギンス、ラッシュガードで
防御することをお忘れなきように。
6月中旬頃から”サガリバナ”が咲き始めます、夜に咲きます、通常植物は自己受粉が出来
ません、昆虫にお願いするのですが夜なのでよく見えません、そこで美味しい臭いを発っし
昆虫を寄せ集めます、その臭いは、砂糖を煮詰めた様な、又チョコレートの様な臭いがしま
す、ツアー中必ず落ちていますが、落ちた花には香りは無くなっています。
7月、8月
夏真っ盛りです、気温32度、あれ?亜熱帯地域なのにあまり高くありませんね、そうです海に囲まれ、緑豊かな西表島はこれ以上気温は上がらないんです、しかも木陰に入り風でもあれば気持ちよく感じます、但し直射日光を浴びると紫外線が肌に突き刺さりますのでご注意を。
この時期はなんといってもトロピカルフルーツの代表「マンゴー」でしょう、
東京、大阪で買えば、国産ですので諭吉一名くらいするでしょうが、
西表島ではワン~ツーコインで買えますよ。
7月のツアーには食後のデザートとしてついていますのでお楽しみに。
8月に入るといよいよ台風シーズンに突入です、上陸しなくても接近する
だけで海の交通機関は停止します、日程は余裕をもって組みましょう。
9月、10月
まだまだ夏は続きます、全体の観光客数は減ってきますが、ホテル、航空券などが安くなり学生もまだ夏休みなので
大きくは減少しません、海では全く夏と変わらず泳げます。
9月は大型台風襲来の季節です、12、13、14号あたりが接近してくるとかなり恐怖を感じます、しかしカヌーツアーに関しては大変適した時期です。
西表島、祖納、干立地区で重要無形文化財に指定されている”節祭”(シチ)
が開催されます、私の住んでいる住吉地区は戦後宮古島から移住してきた集落
なので、節祭 の様な古くからの伝統行事がありません、なので移住記念日と
して毎年10月に 入植祭 を行っていますが5年に一回、大規模に行います、
旅行日程を合わせて是非一度見に来てください。
11月、12月
西表島はミーニシと呼ばれる北風の季節です、気温はさほど低くありませんが、体感的にはかなり低く感じます。
観光客の数も少なくなりますが、私のカヌーツアーは通年開催しております、混雑を避けのんびりと過ごせるかと思います。各ショップではバイト君たちが本土へ帰って行く姿を多く見かけます、帰らずに違うバイトを探し越冬?する子もいます。
石垣島からの高速船、上原港行きは9割方欠航しますが大原港行きは台風以外は運行しますのでツアーの場合は、大原港から船会社の送迎バスで上原港まで来てください。
上原港行き欠航の理由は、港を出るとすぐに水深数百メートルとなるので風が吹くとうねりが出ます、このためすぐに欠航となります、もう一つの理由は船浦海中道路が出来たことです、これがあることで上原欠航しても陸上で繋げる事が出来るんです、ちなみに大原港から石垣港までの水深は十数メートルと浅いんです、なので乗船中常に奇麗な海水面が楽しめます。
交通機関
2023年3月1日、新型EVバスが登場しました。
従来型より大きくなりましたので、上原構内には
入ってきません。
出会ったらじっくり観察して下さい、
”ヤマネコバス”です。
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